FileMaker19~ショートカット / Siriにてスクリプト実行
お世話になっております。
KK・Customizeの久保でございます。
本日は、FileMaker19の新機能である
「ショートカット / Siriにてスクリプト」を実行するための
作成方法と実行方法を記して参ります。
ショートカット又は、Siriによるスクリプト実行~FileMaker19~
バージョン19では、ショートカットAppまたは、Siri音声コマンドによりFileMakerスクリプトを実行することができるようになりました。
さて、実行するためにですが、まずショートカットに登録するスクリプトを有効にして、スクリプトのショートカットを作成する必要があります。
一連の流れを列記していきます。
ショートカットの作成と実行
- まず始めに、FileMakerProでfmpurlscript拡張アクセス権*を有効にします。
次にスクリプトワークスペースから登録する各スクリプトについて [ショートカットの登録を有効にする] を選択します。
- FileMakerGoで(1. で有効にしたスクリプトを含むファイルを開きます。
ファイルが開かれたときにスクリプトがショートカットに登録されます。
- ショートカットApp(携帯端末) で、登録されたスクリプトを使用するショートカットを作成します。
詳細については、ショートカットのドキュメントを参照してください。
- (3. で作成したショートカットを実行するには、次の操作を行います。
ショートカットAppで、ショートカットを実行します。
Siriを使用して、ショートカットの名前を言います。
FileMakerGoが開かれていない場合は開き、ショートカットで指定したファイルが開きます。
そしてショートカットで指定したスクリプトが実行されます。
*fmpurlscript拡張アクセス権…こちらは、「セキュリティ」の”拡張アクセス権」にて設定が可能です。
最後に
御覧頂き、いかがでしたでしょうか。
まだFileMaker19の方は多くないかと思いますが、
これからモバイル端末の活用も増えてくると思います。
ショートカットやSiriによる業務効率化を図り、
更なる利便性が見込まれます。
今回の記事をきっかけに、知見の幅が広がれば幸いです。