FileMaker19の新機能【公式サイト参照】

お世話になっております。
KK・Customizeの久保でございます。

鹿児島の皆様は、コロナ情勢はいかがでございますでしょうか。
鹿児島県内では、感染者も少なく、
比較的良好な状況が続いております。

そんな状況であるからこそ、油断せず、
不要不急の外出はなるべく控えていきましょう。

さて、今回は、「Claris FileMaker19」を今すぐ使いたくなる新機能をご紹介いたします。

Claris社公式サイトで紹介している記事を見つけましたので、
本記事でもご紹介させて頂きます。
公式サイトの記事はこちら

過去に紹介している内容もございますが、
おさらいとして見て頂けると幸いです。

【今すぐ使うべき】FileMaker19の新機能【おさらい】

今回、プラットフォーム初のオープンリリースである FileMaker 19 の登場によって、
市場で最も強力な機能を持つ 2020 年の最新式カスタム App を素早く作成できるようになりました。 
「これは 15 年間で最大のリリースです」と言われているほどです。

それでは、ご紹介いたします。

1. JavaScript によるカスタム App の強化

すぐに使用できる無料・有料のライブラリにある JavaScript パッケージをシステムファイルに組み込むことができます。
世界で最も普及しているコーディング言語である JavaScript 。

無数にある既存のパッケージから選んで活用すれば、数分で動画、グラフ、地図、カレンダーなどを組み込めます。
地図やカレンダーの構築は、皆様もご経験あるかと思いますが、
こちらが簡単に実装できるようになったのは画期的だと感じております。

またJavaScript を使用すれば、さらなる機能やアドオンをご自身で作成できます。

2. ドラッグ & ドロップのアドオンの作成と活用

高度な開発スキルがなくても、ドラッグ & ドロップのアドオンを組み合わせて、強力な App を作成できます。

 カンバンボード、フォトギャラリー、バーコードジェネレータ、アクティビティタイムライン、進行状況バー、
エディタなどのアドオンが近日中に Claris Marketplace で利用できるようになります。

また、JavaScript、Web サービス、ネイティブ FileMaker プログラミングでアドオンを作成すれば、
システム開発の可能性を際限なく高めることができます。 

3. Siri ショートカットや Apple の Core ML で、さらにスマートな App を作成

カスタム App に Siri ショートカットを追加すると、音声コマンドを使用して在庫の更新や各種プロセスの開始のための
スクリプトを実行できるようになります。

また、Apple の Core ML を使用してカスタム App に機械学習を組み込むと、
高速なセンチメント分析、オブジェクト検出、顔検出、入力予測、話者識別などができるようになります。

デバイスの CPU や GPU を活用することで、iOS や macOS アプリケーションに機械学習モデルを直接組み込めます。
GitHub にある学習済みの機械学習モデルを利用して自分のモデルを対象のオブジェクトフィールドにドラッグ & ドロップすれば実装可能です。 

FileMaker 19 があれば、誰でも簡単に機械学習を利用できます。

4. NFC (近距離無線通信) タグの読み取りの利用

NFC タグリーダがある App を作成してイベントアクセスの管理を効率化したり、新しいワークフローを開始することもできます。
NFC タグは、ほとんどどのような情報にも組み込めます。

ビジネスの現場で活用したり、製品に埋め込むこともできます。
NFC タグを利用すると、スマートフォンや NFC 対応デバイスをタグに近付けたときに情報を読み取れるようになります。

5. ホスティングはどこででも

業界標準のオープンソースオペレーティングシステムである Linux でも App を共有できるようになりました。
(2020年5月時点では、開発者プレビュー版として提供。)

Linux は安全で使いやすく、汎用性が高く、しかも高速なので、サーバーを立てる場合には最適な選択肢の 1 つです。
また、IT 部門でよく知られ、信頼されているプラットフォームでもあります。 

6. クラウドで始めてそのまま共有

Claris FileMaker Pro での新しい App の作成が Claris FileMaker Cloud 上で直接できるようになりました。
構成も展開も一切必要なく、1 ステップのプロセスで、App を直接クラウドに置くことができます。

この方法なら、複数ステップの構成やアップロードプロセスがなくなるので、
すぐにチームで App を共有できるようになります。 

在宅勤務が増えている今、手作業や紙ベースのプロセスはデジタルに移行する必要があります。

7. WebDirect でもカードウインドウが利用可能に

FileMaker 16 で登場したカード機能は、Claris FileMaker の長年の開発者から好評を得てきました。

Claris Community で最もご要望の多い機能リクエストの 1 つにお応えし、
最新のリリースではこの UI 機能を FileMaker WebDirect で使用できるようになりました。

カードはモーダルなポップオーバーよりも少ないスクリプトで済むため、今までよりも App の作成が速くなり、
他のテーブルのデータを簡単に表示できるようになります。

また、ピッカーやセレクタのシンプルなツールにもなります。

最後に

以上でございます。
どうでしたでしょうか。

少しでも気になった方は、Claris社の公式サイトをぜひ読んでみてください。

FileMakerのご相談につきましては、
どんな些細なことでも構いません。

お問い合わせからお気軽にご相談くださいませ。

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